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セックス・シンボル(“シンバル”か)とも思しき官能的な美貌、悩ましい肢体、さらに歌って、踊って、叩ける(笑)才女、シーラ・E.。三拍子だけではなく、四拍子も五拍子も揃ったパーカッショニストだ。
カリフォルニア州オークランドといえば、スライ&ザ・ファミリー・ストーンやタワー・オブ・パワーを育んだファンクの名産地。そんな土地で、父親に打楽器奏者ピート・エスコベート、そして叔父にクラブ・シーンで人気のコーク・エスコベートを持つ彼女は恵まれた音楽環境に生まれ育ち、ティーンエイジャーよりプロ(ラテン・フュージョン・バンド、アズテカのドラマー)として演奏し始めた。さらにジョージ・デューク、ハービー・ハンコック、ダイアナ・ロスといったビッグ・ネームの録音やツアーに参加し、徐々にその活動の舞台を押し広げていく彼女。そして84年、プリンスの全面プロデュースのもとでデビュー・アルバム『グラマラス・ライフ』を発表。ラテン・ミュージックをポップに昇華したサウンド群を示し、人気を博すことに。その後もラテンをベースに、絶妙にジャズやフュージョンへアプローチした多くのアルバムをリリース。現在に至るわけだ。
また、TM NETWORKの再結成曲に客演し、日本でも話題を集めたことも記憶に新しい。

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