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Scarface

(スカーフェイス)

US南部が誇る偉大なヴェテラン・ラッパー、スカーフェイス。彼は南部の、いやヒップホップ・シーンの伝説である。
スカーフェイスの素晴らしさを言葉で言い表す時かなり長い時間を要するが、彼の非凡な特徴/才能/トレードマークをザッと列挙するならば、巧みなストーリー・テリング(知性と創造性に満ちている)、元ドラッグ・ディーラーという出自に裏づけられたハードコアかつシリアスなラップ・スタイル(危険性と説得力に満ちている)、ストイックで太い声、出身地ヒューストンへの愛、<DEF JAM SOUTH>の社長、やさぐれた面構え……。彼は多くの味わい深い特徴とそのパイオニア精神で、地元のアーティストを始め、ナズ、ジェイ・Z、2パックらラップ・ゲームのシンボル/アイコンからも絶大なプロップスを獲得している。まさにスカーフェイスはシーンが誇示する宝であり、財産であり、リヴィング・レジェンドなのだ。
そんな彼はゲトー・ボーイズの主要メンバーだったことでも知られる。だが、ヒット作を連発したあとで同グループを脱退、91年にリリースした『ミスター・スカーフェイス・イズ・バック』からソロでそのキャリアを積んでいくことになった。
05年現在までに10枚ほど(かな?)のオリジナル・ソロ・アルバムを発表しているスカーフェイス。特に(多分)7作目『ザ・フィックス』はそのクオリティやセールスから鑑みても、間違いなくクラシック・アルバムである。
さらに05年、ゲトー・ボーイズはスカーフェイス、ウィリー・D、ブッシュウィック・ビルというオリジナル・メンバーでリユニオン作『ザ・ファウンデーション』をリリース。「これぞハードコア!」と言いたくなるようなとんでもなく素晴らしい内容で、意識のたるんだヘニャへニャ・パーティ・ラッパーどもの頭にサグな鉄槌を振り下ろした。

制作協力:
OKMusic

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