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Salif Keita

(サリフ・ケイタ)

ユッスー・ンドゥールと並ぶ現代アフリカン・ポップ・ミュージックのカリスマ。西アフリカのマリの王家に生まれながら周囲の反対を押し切って音楽家を志し、70年代にレイル・バンドというグループの一員として活動をスタートする。そして自己のグループ、スーパー・アンバサデュールによりサリフの名は西アフリカ諸国に広まるが、それに飽きたらず、80年代半ばにパリに移住。サリフの強靭な歌声と現代的なサウンド・プロダクツを絶妙にマッチングさせた1stソロ『Soro』(87年)をリリースした。このアルバムはたちまちのうちに高い評価を受け、ワールド・ミュージック・ブーム到来を告げる記念碑的作品となる。
その後も、よりエレクトロニクス色を強めた『Ko-Yan』(89年)、ジョー・ザヴィヌルやウエイン・ショーターらジャズ〜フュージョン系のアーティストと共演した『Amen』(90年)、さまざまなアフリカ系ミュージシャンが馳せ参じた『Folon』(95年)などなど、ボーダレスな作品を次々に発表。しかし、どんなジャンルと交配を重ねようが、伝統音楽マンディングのアイデンティティは揺るがない。現代的なポップ性やプロダクツを獲得しながらも、そのなかで伝統を再生しているあたりにサリフというアーティストのもつ魅力、凄みを感じる。

制作協力:
OKMusic

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