ロリータ18号の記事・ニュース・画像一覧

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下世話な強烈キャラがウケてかメディア露出度は高く、パフィーやロンドンブーツ1号2号とはマブダチ宣言。——そんな彼女たち、ロリータ18号の本職は、れっきとしたパンク・ロッカーである。
自分たちの音楽性を「ハードコア歌謡ロック」「お茶の間パンク」とおちゃらけて称しているが、ルーツは硬派。N.Y.パンクをバックグラウンドにもち、なかでもラモーンズに対しては格別なリスペクトの念を抱いている。"3コード、3分"というオーソドックスなパンク・スタイルを継承し、毒気のある歌詞(シモあり、意味不明なものあり)を注入。オトコ勝りのパワフルなバンド・アンサンブルと下品なノリは見事なほど調和し、熱狂的なファンを生み出した。
97年には奇跡(?)のメジャー・デビュー。ラモーンズのジョーイ・ラモーン、トイ・ドールズのオルガをアルバム・プロデュースに迎えるなど、ファン的欲望に忠実な活動を繰り広げていく。結成10周年にあたる99年にはカヴァー・アルバム『ヤリタミン』を発表し、「365歩のマーチ」が水前寺清子ご本人から絶賛されるという光栄にも恵まれた。