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Ron Wood

(ロン・ウッド)

今やローリング・ストーンズのメンバーとして知らない者はいない存在だが、60年代から時代の主役を常にサポートし続けてきたキャリアは、さしずめ「ロック界の最優秀助演賞」当確といった風情である。68年、ジェフ・ベック・グループのベーシストとしてメジャー・ブレイク、ジェフ&ロッド・スチュアートという屈強のコンビをサポート(ジェフに指示されて不本意にベースにコンバートした、というのが定説だが、いやいや2枚のアルバムでのベース・プレイは、彼らしい溌剌としたドライヴ感に満ちた素晴らしいものである)。その後フェイセスではロッドと2枚看板を張り、くわえ煙草でギラギラに光るゼマティス・ギターをスライドでグイグイ弾きまくる姿を披露。この辺りから、愛すべき飲んだくれ野郎、といったイメージが定着。
ロッドのソロ活動〜フェイセス解散と前後してストーンズのメンバーとも交遊が始まり、ミック・テイラーが脱退したストーンズの全米ツアーにゲスト参加。この頃に制作した1stソロ・アルバムは、フェイセスとストーンズ両者のメンバーが大挙ゲスト参加した豪華盤ロックンロール・アルバムとなっている。
その後、正式にストーンズに加入。陽性のリズム感覚が楽しいギター・プレイと、明るく朗らかな人柄でミック・ジャガーとキース・リチャーズの間を無理なく調整する存在として、今や全ストーンズ・ファンから絶大な信頼を得ている人間だ。一方でソロ・アルバムも悠々自適のペースでリリース、ソロとしてのワールド・ツアーも敢行し、武道館公演を行なったこともある。(小池清彦)

制作協力:
OKMusic

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