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roller coaster

(ローラー・コースター)

演歌・歌謡曲から始まったK(Korean)-POPの歴史は、ハードロックの時代を経て、ヒップホップ全盛の現在に至っている。99年に、紅一点のヴォーカリスト、チョー・ウォンソン/ベースとプログラミング担当のジヌ/ギターのイ・サンスンの3人によって結成されたroller coasterは、そんなシーンの中で異色のポップ感覚がほとばしるバンドだ。アシッド・ジャズ、ジャズ・ファンクなどのクラブ・ミュージックに加えて、かつて「渋谷系」と呼ばれた90年代J-POPのエッセンスも導入。そのズバ抜けてスタイリッシュなセンスのヒミツのひとつは、日本に2年間の音楽留学をしていたチョー・ウォンソンにある。彼女の紡ぎだす詞は、現代の都市生活者に共通する日常を歌っている。それを表現できるのは歌謡曲でもハードロックでもヒップホップでもなく、まさにこの音。彼女のかすかに鼻にかかる心地いい声とセンスを、ジヌが見事にアレンジしている。宅録から始まったバンドだけあって音へのこだわりは相当なもの。また、プロモーション・ビデオでの映像の凝り方も見逃せない。
01年、初の日本盤『COME CLOSER』を発表。このアルバムには、彼らの才気が凝縮されたような佳曲「ネゲロワ —come closer—」の小西康陽によるリミックス・ヴァージョンも収録。声とメロディが<readymade>の世界と驚くほど調和するのには驚かされる。——日本でのブレイクが最も近いアーティストだと断言!

制作協力:
OKMusic

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