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Robert Palmer

(ロバート・パーマー)

70年代、UKからソウル・ミュージックを愛する数々のシンガーたちがデビューした。フランキー・ミラー、ジェス・ローデン、そしてアーノルド・パーマー……もとい、ロバート・パーマー。この3者に共通するのは、ニューオリンズ録音を敢行しているということ。なかでもパーマーの1stアルバム『スニーキン・サリー・スルー・ジ・アリー』はその火つけ役となった1枚だ。ミーターズの弾力性ある演奏をバックに、彼は白人とは思えないほど“黒い”歌唱を披露している。
その後もブルー・アイド・ソウル路線を巧妙に洗練させていった。80年代に入るとニューウェイヴの煽りを受けテクノのエッセンスを取り入れたり、へヴィ・メタルが流行るとメタリックなギターとブラック・コンテンポラリー的なリズムを融合したり……と、独創的な世渡り上手っぷりでシーンをサヴァイヴしていったのである。また、シックやデュラン・デュランのメンバーと結成したユニット、パワーステーションにおいても話題を呼び込んだ。90年代にはジャズ・スタンダードのカヴァー・アルバムやガーシュインのトリビュート・アルバムに参加するなど、ダンディな親父ぶりを大いに発揮、話題を振り撒いた。
しかし03年、突然の心臓発作により死去。54歳だった。

制作協力:
OKMusic

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