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RICHIE STEPHENS

(リッチー・スティーヴンス)

ジャマイカに優れたシンガーは数あれど、フレディ・マグレガー、デニス・ブラウンらトップシンガーがわんさか溢れるこの国で、シーンにはい上がるのは至難の業。そんな過酷な状況のもと、ダンスホール旋風が吹き荒れる直前の80年代半ばに、突如彗星のごとく現れたシンガー、それがリッチー・スティーブンスだ。
正式なデビュー前から卓越した歌唱力は広く知られ、ジャマイカ政府観光局からの依頼で、ジャマイカのPRを兼ねてヨーロッパ、南アメリカ及びカリブ諸国をツアーしたという強者だ。85年にツアーから戻ったスティーブンスは、シングル「So Amazing」でデビュー。88年にリリースされた自らの手によるシングル「Buff Baff」は、ダンスホール・アンセムとして未だ人々に記憶される名曲だ。様々なプロデューサーと組んでヒット街道を爆進した彼は、90年満を持してジャマイカの一大レゲエ・イベント『スティング』に登場。大成功を収めると同時に、シングル「By Your Side」のヒットによりその年のジャマイカ・ソング・オブ・ジ・イヤーという栄誉を獲得した。
これらの成功で波に乗ったスティーブンスは人気絶頂DJのシャバ・ランクスと共にワールド・ツアーを決行。さらに、R&B界の貴公子、ジョニー・ギルと共に「Slow And Sexy」をレコーディング。自身のキャリアを一気に飛躍させる。ベルベットのように滑らかでコクのある彼のテナー・ヴォイスは、名門レーベル<モータウン>をも魅了し、1枚限りではあるがアルバム契約にこぎつけた。DJマッド・コブラと組んだ「Legacy」、パトラと組んだ「Body Slam」の2シングルがビルボードでヒットを記録。クロスオーバーに活躍を続けるスティーブンスに訪れた次のチャンスは、92年にトップ5ヒットとなったソウル・トゥ・ソウルとのコラボレーション・シングル「Joy」だ。93年には地元ダンスホール・シーンに活動の場を戻し、ガーネット・シルクとのコンビネーション「Fight Back」により”ベスト・デユアル・コンビネーション”に輝いた。
その後も自らのプロダクションを立ち上げプロデューサー業に着手する傍ら、バウンティ・キラー、ジェネラル・ディグリーらと組んでヒットを連発している。

制作協力:
OKMusic

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