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Richard Ashcroft

(リチャード・アシュクロフト)

音楽的才能、端正な顔立ち、美しい妻と愛らしい息子に恵まれながら唯一バンドだけ手にすることのできなかった男、リチャード・アシュクロフト。
UKロックの救世主と謳われたザ・ヴァーヴの中心人物として大傑作アルバム『アーバン・ヒムス』を世に送り出すも、バンド内の不和により99年に解散。ファンを絶望のどん底に落とした。
しかし、もはやその歌声を聴くことすらできないのではと思われていた中、00年3月にシングル「ア・ソング・フォー・ザ・ラヴァーズ」でリチャードは戻ってきてくれたのだ! バンド解散というナイーヴかつシリアスな問題を経験し厭世的にすらなっていたであろう彼……だが、相変わらずの分厚い唇と遠くを見据えた目で、”怒り”とは無縁の愛ある世界の宴を高らかに歌い上げたのである。同年6月には、流麗なストリングスによるイントロが新たなドラマの始まりを予感させる上記シングル曲を筆頭に、大叙事詩的なメロディを奏でる全11曲を収録した1stソロ・アルバム『アローン・ウィズ・エブリバディ』をリリース。サイケデリックやサザン・ソウルにも接近するなど、エポック・メイキングな要素をもちながら永続的な美を約束されたマスター・ピースとして、彼の門出を大いに盛り立てるものとなった。
世界に対峙する真摯で鋭い眼光——ひとりで戦うことを選んだリチャード・アシュクロフトの目はいかなる現実をも飲み込むほど強く激しく輝きつづける。

制作協力:
OKMusic

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