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Zoot Sims

(ズート・シムズ)

ズート・シムズはジャズマンとして最高にかっこいい名前をもっている上、これまでに一度たりとも吹く音を間違えたことがないという才能の持ち主だ。レスター・ヤングにインスピレーションを受けた「クール一派」出身のシムズは常に自由奔放にスウィングし、思いっきりブルージーで、それでいてクール・ジャズのトレードマークであるリラックスしたアプローチを保つことが出来た。シムズは40年代後半にウディ・ハーマンのFour Brothersのひとりとして成功を収める。それからは自らのグループを率いる他、ベニー・グッドマン、マイルス・デイヴィス、エラ・フィッツジェラルドをはじめ、ジャズ界のありとあらゆるビッグ・バンド、クール・ジャズ・アーティスト、ヴォーカリストたちと共演を果たしてきた。そして最終的にはジェリー・マリガンが53年に、ビッグ・バンド・サウンドを彼なりに捉えた先進的なプロジェクトに、シムズをリード・ソリストとして抜擢したのだった。56年以降のシムズは自らのグループを率い(考え方のよく似たサックス奏者、アル・コーンと一緒のことが多かった)、85年に死亡するまで数多くのセッションにその才能を吹き込み続けた。

制作協力:
OKMusic

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