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Randy Rhoads

(ランディ・ローズ)

着ぐるみのような体型でステージをのし歩くオジー・オズボーン。彼のキャリアの中でもっとも、人々の心の中に半ば伝説化して残っているのが、悪魔的なのにどこか愛嬌のあるオジーの傍らで、美麗なルックスのランディ・ローズがギターを弾いているシーンだろう。
サタニック・メタルの代名詞のような存在だったブラック・サバス。そのヴォーカリストとして成功を収めたにも拘らず、酒と薬に溺れ、バンドをクビになったオジー。ソロになった彼が、クワイエット・ライオットから引き抜き、活動を共にしたのがランディだった。
6歳でギブソンのアコースティック・ギターを手にし、10歳でギターの講師に「もう教えることはない」と言われたという、まさに神童だった彼。当時はクラシックをやっていたが、アリス・クーパーのライヴに衝撃を受け、後にクワイエット・ライオットを結成する。
オジーと組んでからの彼は「クレイジー・トレイン」や「ミスター・クロウリー」といった名曲を次々と生み出し、アルバム『ダイアリー・オブ・ア・マッドマン』は全米チャートの15位に入るなど、バンドも彼もビッグ・ネームへと成長していった。
しかし——時にクラシカル、時にブルージーな音色でハード・ロックの範疇に収まらない柔軟なスタイルのプレイを披露しながら、ランディが屈指のギター・ヒーローへの道を突き進んでいた矢先、悲劇が起こる。82年のツアー中、フロリダでツアー・バスの運転手が操縦するセスナに乗っていたランディは、操縦ミスによる事故で、突然、25年というその短すぎる生涯を終えてしまった。初の来日公演が実施される直前の出来事だった。悲嘆にくれていたオジーはその5年後、彼への想いにケジメをつけるかのように、ランディに捧げるアルバム『TRIBUTE』をリリースしている。

制作協力:
OKMusic

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