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Toots Thielemans

(トゥーツ・シールマンス)

トゥーツ・シールマンスの貢献によって、ジャズにハーモニカが導入された——といって過言ではないだろう。彼はハーモニカからサックス並に洗練された旋律を放ち、他のハーモニカ奏者を寄せつけなかった。それどころか、時にはハーモニカを必要とせず、口笛でソロを披露したことさえあったのだ。なんとも凄腕のアーティストが居たものである。
アメリカン・スウィングやバップに大きく影響されたシールマンスは、ヨーロッパでベニー・グッドマンやチャーリー・パーカーといった大物プレイヤーと共演した後、渡米。同じヨーロッパ出身ですでに高い評価を獲得していたバンド・リーダーのジョージ・シアリングは、すかさず彼を自分のバンドにフィーチャーしたが、さらにはクインシー・ジョーンズや多くのビッグ・バンドもこぞって起用した。
以降、シールマンスはソロ・プレイヤーとして活動し始めるが、ジョン・ゾーンやビル・エヴァンスといった、アヴァンギャルドなアーティストたちとのコラノレーションも多い。また、90年代にはブラジリアン・ボサ・ノヴァのアルバムが大成功を収めている。
22年4月29日、ベルギーのブリュッセル生まれ。

制作協力:
OKMusic

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