> Grover Washington Jr.

Grover Washington Jr.

(グローヴァー・ワシントン・ジュニア)

グローヴァー・ワシントンJr.のテナー・サックスとソプラノ・サックスを始めとする楽器の演奏は、70年代にリリースされた多くの素晴らしいジャズ・トラックに収められている。当時の共演者は、軽快でファンキーなキーボード演奏のボブ・ジェイムス、素晴らしいギター・ワークのエリック・ゲイルらで、これらの作品は流行のハードなフュージョン・サウンドとは好対照を成していた。アルバム・ジャケットにひげを生やしたワシントンがプールから顔を出す写真が使われている名作『ミスター・マジック』では、官能的なキーボードと弦楽器のサウンドの中から突如躍り出る彼のサックスを堪能することができる。ビル・ウィザースと一緒にレコーディングした「ジャスト・ザ・トゥ・オブ・アス」は彼のメジャー・スターとしての地位を確立し、また最近ではこの曲がサンプリングされたりリメイクされたことで、ワシントンは再注目されるようになった。フィラデルフィアではベン・フランクリン以上のビッグ・スターだったが99年に亡くなり、もうその飛翔するようなサウンドを直に聴くことができなくなったのは本当に残念だ。

制作協力:
OKMusic

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