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Lil’ Louis

(リル・ルイス)

ハウス・ミュージックの超偉人リル・ルイス。彼は、B.B.キングと共演した経験をもつミュージシャンの父とヴォーカリストだった母のもとで育ち、9歳の頃からドラム/ベースを演奏していた。74年からフランキー・ナックルズ/ロン・ハーディらと同様に、オープン・リールのテープ・デッキを用いてフィリー・ソウルやディスコをロング・エディットしてプレイ。17歳で、シカゴのパーティ・シーンで屈指の人気DJとなる(<Bismark Pavilion>でのプレイは壮絶!)。
80年頃より本格的な作曲活動を開始。84年の初作「How I Feel」を皮切りに、「Frequency」「Video Clash」「Blackout」「Wargames」など、ハウス史上に燦然と輝く大傑作を残す。——そして、彼の特異なセンスにもっとも驚嘆させられたのが88年「French Kiss」である。疾走する悦楽的なベース・ラインがスローダウンしたかと思いきや、突如、どエロい喘ぎ声がとどろき、再びテンポが急上昇するXレイテッドな超絶発狂ブレイクは、当時のシーンに衝撃を与えた。
89年、1stアルバム『From Mind Of The Lil’ Louis』を発表。ここでは、テクノ的で無機質なビートが跳躍するフロア志向のトラックから、ジャズ/R&Bにインスパイアされたスローテンポなナンバーまでを披露し、広範な音楽性と実験精神を見事に結実させた。92年の2nd『Journey With The Lonely』からは、活動拠点をニューヨークに移し、より深く温かみのあるサウンドへと進化。シングル・カットされた「Club Lonely」は、500万枚のビッグ・セールスを記録した。その後も、ミシェル・ンデゲオチェロ/ベイビーフェイスとのコラボレーションや、リトル・ルイ・ヴェガとのユニット”Black Magic”で、崇高な才能を発揮。もはや、神の域に達しつつある。

制作協力:
OKMusic

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