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Looper

(ルーパー)

ベル・アンド・セバスチャンというと、中心人物スチュアート・マードックの変態ぶりが大きく取り沙汰されたりしているが、もう一人のスチュアート・デイヴィッドもなかなかどうして変態だ(こんなことを明言するのも変な話だが……)。
ベル・アンド・セバスチャンと並行する形でデイヴィッドが98年から始めたユニット、ルーパー。ベルセバ脱退後(00年)はフル・タイムで活動している。で、このルーパーであるが、その楽曲といったらストレンジ極まりないモノなのだ。<サブ・ポップ>から発表された2枚のアルバム『アップ・ア・ツリー』(99年)『Geometrid』(00年)。ここで流れているのは、クラフト・ワーク風エレクトロからヒップ・ホップ・スタイルのフォーク(?)、ジャズ・ラップ(??)まで多種多彩。ベルセバの一翼を担っていた彼が、これほどまでにエクスペリメンタルな世界を頭の中に描いていたことはオドロキですらある。オレンジ・ジュース/ヴァセリンズ/ティーンエイジ・ファンクラブ/ベルセバと多くのバンドを生んできたグラスゴーという土地の奥深さをここでも実感させられる。

制作協力:
OKMusic

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