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穴井夕子

(アナイユウコ)

厳しいレッスンと毎週土・日のライヴ(ダンス・サミット)での叩き上げという、従来のアイドルにないストイックな姿勢で活動してきた東京パフォーマンスドール(TPD)。穴井夕子は、ダンサミが始まっておよそ半年後の90年秋から、このユニットに参加した。もともと『ロッテCMアイドルはキミだ!』コンテストの準グランプリなど、オーディション荒らしとして知る人ぞ知る存在だっただけに、開放的で明るいキャラ。すぐにフロント・メンバーに加わり、TPDにいい意味でのアイドル的エッセンスをもたらすことになる。
小柄な彼女が元気いっぱいに踊り歌う姿はステージを活気づけ、本体のコンセプトとは一線を画して従来型アイドル的に弾けたユニット・Viva!を、市井由理、八木田麻衣と共に結成したりも。結果的にTPDがメジャー展開に移行したのもこの頃からで、穴井の果たした役割は大きかったといえる。アニメ映画『うる星やつら いつだってマイ・ダーリン』の主題歌を歌ったユニット・UL-SAYSにも参加(他のメンバーは篠原涼子と米光美保)。そして、91年にはソロ・シングル「WE SHOULD BE DANCING」をリリースしている。
フロント7人がソロ・アルバムを同時発売する企画の中でリリースされた『YUKO from Tokyo Performance Doll』には、ライヴでソロの持ち歌だった「FAIRY DAYS」「HISTORY」などと共に、ナンシー・シナトラらが歌ったスタンダード・ナンバー「イチゴの片想い」「レモンのKiss」も収録。Viva!でカヴァーしていた曲で、市井と八木田のソロにも収められてるが、穴井ヴァージョンは特にリズム感のよいヴォーカルが活かされて、かわいい仕上がりに。
TPD脱退後は、『笑っていいとも!』でレギュラーを務めたり、ソロやロック・バンドORANGEのヴォーカルとして歌ったりと、幅広く活動。プロ・ゴルファー横田真一との結婚後も、タレント業を続けている。 (斉藤貴志)

制作協力:
OKMusic

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