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村井邦彦

(ムライクニヒコ)

GSブームをきっかけに世に出た新進気鋭の作曲家が村井邦彦。テンプターズに提供した「エメラルドの涙」を皮切りとし、モップスの「朝まで待てない」、タイガースの「廃墟の鳩」などの大ヒットを放ち、たちまち売れっ子作家に成り上がった。これで波に乗った村井は歌謡曲の世界でも成功を収め、69年には音楽出版社<アルファ・ミュージック>を設立し、赤い鳥や荒井由実(後の松任谷由実)を世に送り出した。洋楽的センスや流行を取り入れることに長け、キャロル・キングの録音風景からヒントを得たヘッド・アレンジ(楽譜を使わずセッションで曲を練る)を積極導入。セッション・ミュージシャン集団ティン・パン・アレイを見出して、さまざまなアーティストの録音に起用した功績は大きい。さらに78年には<アルファ・レコード>を設立し、YMOを世界的な成功へ導いた。
最近ではソフト・ロックの先駆者として、若い音楽ファンからも注目が集まっている。

制作協力:
OKMusic

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