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Gidon Kremerの情報

(ギドン・クレーメル)

現代ヴァイオリン界の頂点に立つ1人。「鬼才」という言葉がこれほど似合う演奏家は、そういないだろう。——極めて鋭く繊細な感受性をもち、美しい音色ばかりでなく、耳に突き刺さるような音も駆使した多彩な表情をつける。聴衆の予想を裏切る独自の解釈は、もちろん彼の音楽家としての力量の上に成立するものであり、奇をてらうためのものではない。
それは演奏そのものだけではない。現代音楽を世に送り出したり、埋もれた名作を掘り起こしたり——ということにも彼は心血を注いでいる。シュニトケ、グバイドゥリーナ、クプコヴィチといった現代作品の紹介は、彼抜きには語れないだろう。さらに室内楽にも積極的で、自ら創設したロッケンハウス音楽祭には、毎年、現代を代表する演奏家たちが続々と集まり、室内楽コンサートや録音を行なっている。
ヴァイオリニストの両親の下、ラトヴィアのリガに生まれ、モスクワ音楽院でオイストラフに師事した。70年のチャイコフスキー国際コンクールで優勝し、一躍世界に注目される存在に。75年には西側でデビュー、翌年にはカラヤン/ベルリン・フィルと共演、録音を行なった。
ヴァイオリン音楽の可能性、奥深さを追求し続けるクレーメル。これからも、その強烈な個性とともに、楽壇に君臨し続け、音楽史に特筆される存在となることだろう。

制作協力:
OKMusic

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