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Anton von Webern

(アントン・フォン・ウェーベルン)

シェーンベルク、ベルクとともに「第2次ウィーン楽派」と呼ばれているオーストリアの作曲家。作品の数は少ないものの、特に精緻な論理的構成による音列技法は、第2次大戦後の前衛音楽の出発点となり、後世に多大な影響を残している。
鉱山技師の家庭に生まれ、幼い頃から母親にピアノの手ほどきを受けた。また、チェロや音楽理論の個人教授も受け、ウィーン大学に入学後は、音楽学を学ぶ。在学中からシェーンベルクに作曲を師事するが、1908年からオーストリア各地で指揮者としての活動が中心となり、シェーンベルクが創設した「私的演奏協会」で多くの現代作品の演奏に努めた。
その後、ウィーン放送局の指揮者を務め、ヨーロッパ中で指揮活動を行うようになるが、ヒトラー政権の樹立とともに演奏活動が不可能になり、音楽出版社の校正係としてかろうじて生活を送ることに——。ついには、終戦後のある晩、自宅の外でたばこに火をつけたところをアメリカ兵に誤って射殺されるという悲劇的な最期を遂げた。

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