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アースシェイカー

(アースシェイカー)

関西とひとことで言ってもそれぞれの地域で色があり、根付く音楽の大まかな傾向もシーンらしきものも微妙に違う。80年代初期頃に言われた”関西メタル・シーン”というのは、中心となったこのアースシェイカーや44マグナムが(出身地でなく)最初に活動していたホーム・グラウンドがあった場所を考えると、やはり大阪が主な発信地となっていたと思われる。ブルースとかソウルとかメタルとか——コッテリ系なものが育ちやすい土壌らしい。その関西メタル・シーンの中でもいろいろトーンの違いがあり、44マグナムの売りがスピーディでアグレッシヴなメタル・サウンドだったとすると、アースシェイカーの方はメロディアス・ハードと呼ばれるサウンドの特徴であるマイナー系の切なくキャッチーなメロだろう。ハード・ロック/ヘヴィ・メタルを基調とした激しいサウンドなのに口ずさめる楽曲が多かった。結成されたのは78年。デビューしたのはメンバー・チェンジを経てからの83年で、プロデューサーはヘヴィ・メタル評論家の伊藤政則だった。途中、よりポップ色を強めたりデジタルものを導入するなどサウンドに変化をもたせつつコンスタントに作品を発表していたが、94年のライヴを最後に解散。「MORE」「RADIO MAGIC」などのヒット曲はジャパメタのスタンダード的ナンバー。コピーしたギター・キッズも多いはず。99年には京都の老舗ライヴハウス<磔磔>の25周年記念イベントで演奏したのを機に、再結成されている。

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制作協力:
OKMusic

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