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Russell Watson

(ラッセル・ワトソン)

オペラからポップスまで、といったテノール歌手が、最近続々と現れているが、このラッセル・ワトソンの”黄金の歌声”は、ほかの歌手たちと一線を画している。それは、有名音楽学校の高名な教授陣のもとで、すくすくと才能を伸ばした温室育ち……ではないからなのか!?
典型的なイギリス・マンチェスターの労働者階級に生まれた彼は、将来は工場で働く、ということに少しも疑いをもたずに育ち、16歳でエンジニア会社に就職。しかし、歌に憧れ、地元のラジオ局のタレント・コンテストで優勝し、仕事のかたわらクラブやパブで歌っていた。マネージャーと2人でスピーカーをかついで会場へ向かう、そんな現場で叩き上げられた声。いわば、”民衆が育てた声”なのだ。それが証拠に、彼の最初の大成功は、労働者の集まるクラブでプッチーニのオペラを歌った時。こういった場でオペラが受け入れられることは極めて珍しいのだ。「クラシックは選ばれた人のための音楽ではない。多くの人に受け入れられるべきだ」と言い切る彼は、その言葉通り、一般の人々にクラシックを浸透させたと言えるだろう。
多くの人々に愛されるゴールデン・ヴォイスは、クラシカルなコンサートのほか、ラグビー・ワールドカップやサッカー・ユーロカップといった大会、そしてクリフ・リチャードのコンサートのゲストなど、あらゆる場面で披露され、その度にセンセーションを巻き起こしている。

制作協力:
OKMusic

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