> J. Mascis + the Fog

J. Mascis + the Fog

(ジェイ・マスシス・プラス・ザ・フォグ)

この人、J・マスシスの存在感というのはなんといったらいいんでしょうか、「ボケてるかと思いきや突然マトを突いたことを言う近所のじいさん」「動きがゆっくりなのに頭の回転がメチャ速い老教授」「雲隠れしない仙人」……とにかく飄々としていながら、”やるときゃ、やっちゃおうかなあ”と重い腰を挙げ、ギターを爪弾くオトコなのだ。
そんな彼は、97年のアルバム『ハンド・イット・オーヴァー』発表後ダイナソーJr.を解散。しばらく休業したあと、ソロ活動を始め00年10月、J.マスシス+ザ・フォグとしてアルバム『モア・ライト』を発表したのだ。“+ザ・フォグ”といいながら、実質的には彼のソロ・ユニット。ただし、ケヴィン・シールズ(マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン)とロバート・ポラード(ガイデッド・バイ・ヴォイセズ)が参加している。
「自分の頭の中をファズにすることだ」という名言さながら、ジャキジャキのファズ・ギターと共に、なんだかホンワカするヴォーカルは健在。というかダイナソーJr.となんら変わるところがない。しかし、Jはそれでいいのだ。ギターを掻き鳴らし、意思の赴くままに唄う彼はいつまでも僕らを興奮させてくれるのだから。

制作協力:
OKMusic

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