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Wynton Marsalis

(ウィントン・マルサリス)

61年10月18日、ルイジアナ州ニューオーリンズ生まれ。父親がピアニスト/作曲家/先生であるエリス・マルサリス、兄弟に同じくジャズ・ミュージシャンのデルフィーヨとブランフォード・マルサリスがいる。
完全な音楽一家に育ったウィントン・マルサリスは、6歳でトランペットを手にし、13歳になる前には正式な音楽教育を学び、ジャズに傾倒していったという。ニューオーリンズ交響楽団やダニー・パーカー率いるマーチング・バンドに参加するなど幅広い活動を経て、さらに知識を広げるために音楽学校の名門・バークシャー音楽センターとジュリアード音楽院で学んだ彼だが、19歳にしてすでに卓越したトランペット技術を掌握。そして、ポスト・バップのミュージシャンにとっては、これぞ真の”学校”と言うべき”アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ”に参加。以後2年間、ブレイキーを始めハービー・ハンコックやロン・カーターといった一流のジャズ・プレイヤーとのツアー/レコーディングを体験し、さらなるテクニックを習得したのであった。ウィントンは自身の名義でもアルバムを発表し、バンドも結成。こちらには兄のブランフォード・マルサリスも参加している。
84年にはレイモンド・レパード指揮のロンドン交響楽団でハイドンやモーツァルトの楽曲を演奏——このクラシックへの”寄り道”が、史上初のジャズ/クラシック両アルバムのグラミー賞獲得をもたらしたのだった。彼のクラシック作品は熱烈な支持を受け、その神がかったテクニックと共に弱冠30歳にしてトップ・ジャズ・ミュージシャンの座を射止めるに至った。彼のプレイは本来のジャズがもつ激しい感情起伏や情熱的な部分は抑制ぎみであるが、年齢を重ねるごとに滋味深い演奏へと変化していることも確かである。

制作協力:
OKMusic

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