> Barry Mann

Barry Mann

(バリー・マン)

アメリカン・ポップスの桃源郷ブリル・ビルディングを代表するソングライターであり、奥方であるシンシア・ウェイルとのコンビで数々のヒット・ナンバーを生み出したバリー・マン。ふたりで書き上げた、イーディ・ゴーメ「恋はボサノヴァ」/ライチャス・ブラザーズ「ふられた気持ち」/ドリフターズ「オン・ブロードウェイ」/ロネッツ「ウォーキング・イン・ザ・レイン」などといった名曲を、聴いたことのない人などいないだろう。
そんなバリーの、70年代シンガー・ソングライター・ブームの空気をいっぱいに吸い込んで制作したソロ作の出来も実に素晴らしい。特に、71年の『レイ・イット・オール・アウト』は、キャロル・キングの『つづれおり』と肩を並べるほどの傑作だ。『レイ・イット・オール・アウト』にはその『つづれおり』のレコーディング・メンバーも参加し、シンプルなアレンジメントが彼の素の歌心を引き出すことに見事成功。ウットリするほどハートウォームな美メロの数々が作り上げられた。
75年にはこれまた名盤として誉れ高い『サヴァイヴァー』を、80年には同じく名盤『バリー・マン』などを発表するものの、どの作品もヒットに結びつけることはできなかった。
惜しくもソロ・アーティストとしては成功を収めなかったバリーだが、ソングライター/プロデューサーとしての腕はやはり超一流である。80年代にも多くのヒット・ナンバーを生み出すと同時に、映画界にも進出しグラミー賞を獲得した。さらに、00年には実に20年ぶりのソロ・アルバムでありセルフ・カヴァー集でもある『ソウル&インスピレーション』を発表、世間に健在ぶりをアピールしてもいる。

制作協力:
OKMusic

表示切替:スマートフォン版 | パソコン版