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Gary Usher

(ゲイリー・アッシャー)

ゲイリー・アッシャーといえば、ビーチ・ボーイズ・フリークやソフト・ロック・ファンには忘れられない名前である。ブライアン・ウィルソンと一緒にビーチ・ボーイズの名曲の数々——「Lonely Sea」「In My Room」「409」「County Fair」などを共作したことで知られ、またカート・ベッチャーと共にソフト・ロックの最高峰と呼ばれるミレニアムやサジタリアスのアルバムを制作したことでも有名だ。
もともとは銀行員であったアッシャーだが、ブライアンとの共作をきっかけに音楽業界デビューを果たす。プロデューサーにアレンジャー、ソングライターとして当時流行のサーフ・ロック・シーンで大活躍。その後60年代後半にはバーズの一連のアルバムをはじめ、チャド&ジェレミー、ジーン・クラーク、ピーナッツ・バター・カンパニーなどを手掛け引く手あまたな存在となった。そして69年にはアーティスト志向のレーベル<Together>を立ち上げるが失敗。しかしその才能は各方面から引っ張りダコで、70年代に入っても精力的な裏方活動に邁進した。
90年に51歳の若さで亡くなってしまうが、ソフト・ロック・ファンの熱い要望もあり、00年には生前の未発表作品が相次いでリリースされた。アッシャーが指揮するオーケストラによるブライアン・ウィルソン作品集や自作小説を基にしたコンセプト・アルバムなどで、その類稀なる才能が確認できる。

制作協力:
OKMusic

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