> Boston Symphony Orchestra

Boston Symphony Orchestra

(ボストン・コウキョウガクダン)

1881年、銀行家ヘンリー・ヒギンソンにより創設。彼が大のドイツ至上主義者であったこともあり、1918年までの常任指揮者は全てドイツ人。しかもヘンシェル、ニキシュ、フィードラーといった名指揮者ばかりが名を連ね、こうして訓練された同楽団はたちまち一流となり、同時に整然とした推進力をもつ、いわゆるドイツ的なアンサンブルになった。
第一次大戦を期にアメリカは戦勝国フランスの文化をもてはやすことになり、このオケの指揮者もラボー、モントゥーといったフランス系に一変した。次いで就任したクーセヴィツキーは弦パートを鍛え上げ、”弦のボストン”といわれるまでオーケストラを成長させ、その後を引き継いだミュンシュは、クーセヴィツキー時代のほの暗いロシア的色調とは異なるフランス的な輝かしい色彩美で聴衆から絶大な支持を集めた。
そして数人の指揮者を経た後、小澤征爾が音楽監督に就任することとなる。
多くの実力派指揮者に恵まれた同楽団は、「アメリカで最もヨーロッパ的なオーケストラ」と評されている。

制作協力:
OKMusic

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