> D.J. Bonebreak-Skip Heller Quartet

D.J. Bonebreak-Skip Heller Quartet

(ディー・ジェイ・ボーンブレイク・スキップ・ヘラー・カルテット)

30代の中年予備軍がL.A.パンク全盛期の思い出に懐かしくふけっている中、XのD.J.ボーンブレークはウェスト・コーストにおいてジャズが全盛だった日々を思い起こす。元カントリー・ルーツ・ロッカーのスキップ・ヘラーと共に率いるこのカルテットはとことんクールな企画であり、また、ウィントン・ケリーやレッド・ガーランドを彷彿させるピアニストの存在によって魅力がさらに高められている。曲のいくつかは古典的なラウンジ風のサウンドに仕上がっており、ジミー・スミスが出現する前の時代のオルガン・サウンドまでもを再現。しかし大抵の曲はリラックスしていながらスウィングする、50年代後期に流行った、月と砂浜がよく似合うグルーヴの効いたサウンドとなっている。結局のところ、年老いたパンク・ロッカーは、老兵同様、決して死なないのかも知れない。ただ、ここまでいい音楽が作れるようになるまで練習を続けるだけなのだ。

制作協力:
OKMusic

表示切替:スマートフォン版 | パソコン版