> Billy Bragg and Heathens All

Billy Bragg and Heathens All

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ビリー・ブラッグの音楽活動は反ミニマル主義で固められた80年代中期に、アコースティック・ギター1本と、詞と社会主義思想がつまった頭を武器に始まった。ステージで「アフリカの子供たちを救え」と歌う異形のパンク・ロック版ウディ・ガスリー。驚くほど知性的な詞も沈むことのないメロディも、あの強いエセックス訛にのって歌われると不思議な味わいをもつ。常に政治色を強く打ち出しながらも、彼の音楽はあふれるロマンティシズムと深い愛を失うことがない。「A New England」や「Milkman of Human Kindness」などの曲で気マジメさと率直さを見せた後は、すぐに「She’s Got a New Spell」や「Sexuality」といったコクのあるポップ・ソングへ移っていく。また、ビリー・ブラッグが携わってきたウディ・ガスリー・プロジェクトは、98年に発表された『マーメイド・アベニュー』(ウィルコとの共演)で実を結び、高い評価を受けた。

制作協力:
OKMusic

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