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一昔前の(特に)ヘヴィメタル/ハードロック系の洋盤にはワケもなく凄まじいインパクトの邦題がよくついていた。ラットが80年代中盤に出したデビュー・アルバム『情欲の炎』しかり……。
シングル「ラウンド・アンド・アラウンド」の大ヒットもあって、このデビュー・アルバムはプラチナムを獲得した。ミドル系のヘヴィなサウンドを軸にポップ&メロディアスな要素をほどよく取り入れた、いわゆる典型的なL.A.メタル系のバンドだが、ギターのウォーレン・デ・マルティーニを筆頭とするやや甘めのルックスも手伝って、女子人気もかなり高かった。
L.A.メタル衰退と共にバンドの勢いも失速し始め、91年のツアーを最後に活動を終えたが、90年代終盤に入ってご多分にもれず再結成。メンバーはスティーヴン・パーシー(vo)、ウォーレン・デ・マルティーニ(g)、ボビー・ブロッツァー(dr)に新メンバーのロビー・クレイン(b)というラインナップで、ウォーレンとのツインでステージに華を添えていた金髪巨漢ギタリスト、ロビン・クロスビーの名はないが、ライヴではサポートでツイン体制にしたりして、粘り強く活動中だ。

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