ランキン・タクシーの記事一覧

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三木道三に象徴されるように、怒涛の勢い/成長をみせるジャパニーズ・レゲエ。しかし、それもこれも、ランキン・タクシーの存在なくしては語れない。80年代中頃からDJ(ヒップホップで言うところのMC)として活動し、タクシー・ハイファイなるサウンド・システム・クルーを結成(マイティ・クラウンとのクラッシュは今や伝説!)。さらには、レーベル<BASS KULCHA>まで立ち上げ、他のアーティストの作品を積極的にリリースするなど、若手の育成にも余念がない。また、自身も91年に『ワイルドで行こう』でメジャー・デビューを果たしている。——まさに、ダンスホール・シーンの礎をしっかりと築いてきた第一人者なのだ。
コミカルかつ優しげな口調は、ゆったりしたレゲエのリズムともバッチリはまっており、実に味がある。サウンドは、レゲエの定番ナンバーのバック・トラックをリメイクしたものが多く、昔ながらのレゲエ・ファンには馴染みやすいハズだし、聴き始めの人にとっては勉強になるのではないだろうか。
53年生まれにして、未だ現役バリバリのランキン・タクシー。これからもシーンを盛り上げていくグランパパであり続けるだろう。

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