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ジャーマン・プログレ(クラウト・ロック)界において、もっとも異質な音を放ち続けた伝説的グループ、ポポル・ヴー。中心人物の故・フローリアン・フリッケは、映画監督ヴェルナー・ヘルツォーグと親交が深く、彼の映画作品群の音楽を手掛けたことでも知られる。
バンド名はマヤ文明の教典に由来。71年、1stアルバム『Affenstunde』において、ムーグ・シンセの音色で西洋文明と南米/東洋神秘主義との奇跡的な融合を実現させた。すべての宗教の根本は同一であるという信念のもとに作られた『Hosianna Mantra』(72年)や、旧約聖書をモチーフにした『Das Hohelied Salomos』(75年)など、宗教色濃厚な問題作を多数輩出。深層心理をえぐるセラピー効果満点の沈静音響は、ニューエイジ/アンビエントの原形でもある。これぞ、原始宗教(風)音楽の極み。ヨガや瞑想にも最適だ。

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