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デイヴ・ブリラースキーとアッシュ・ボウイのツイン・ヴォーカル&ギターに、スティーヴ・ポップソン(b)、エディ・ワトキンス(dr)が加わった4人組。グランジ/ローファイ・ブームの最中、92年にアルバム『Cor-Crane Secret』でデビューしたポルヴォだが、パーソナルな部分は不明。2作目以降はスーパーチャンクのマックのレーベル、touch&goよりリリースされている。このバンドの色を決定づけているのは、オープン・チューニングで奏でられるシタールを思わせるギターと、ノイジーに荒々しくフィード・バックするギターのぶつかり合い。それはグランジ以降のオルタナティヴ・ミュージックをひしひしと感じさせる。また、淡々としたリズムを刻むことに徹したドラムやベースのトラックは、リヴァーブやディレイ、テープ・エコーといった空間系エフェクトをかけており、一種独特の浮遊感を醸しだしている。曲間における「間」や、ときおり入る変拍子など、サイケデリックで奇抜なアイディアの盛り込みは、70年代のヴァニラ・ファッジのようなアートロック・バンドと比較されることが多い。

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