平安隆の記事一覧

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52年、沖縄本島の中城村で生まれる。11歳でギターを手にして古賀メロディで練習をはじめるが、後にブルース/R&B/モータウン・サウンドに目覚め、米軍キャンプでのバンド活動を開始。20歳のころ、マルフクレコードの普久原恒男と出会ってからギターで島唄をプレイするようになる。78年より喜納昌吉&チャンプルーズのギタリストとして活躍。しかし、島唄中心のチャンプルーズから、本来の洋楽への志向がよみがえり、95年に脱退。以来、ソロでの活動を続けている。
98年、『かりゆしの月』でソロ・デビュー。ソウル・フラワー・ユニオン/大熊亘/太田恵資/古謝美佐子らが参加し、島唄と洋楽の有機的結合とでもいうべき、平安ワールドが実現している。その後、米国のブルース・ギタリスト、ボブ・ブロッズマンとの共作で『童唄』(99年)、『キーブルダッチャー・ミュージック』(00年)を発表。沖縄の三線と西洋のギターが奏でる妙味、そして2人の呼吸感はまさに「きーぶるだっちゃー」(鳥肌)モノだ。
平安隆は、島唄をもっとも自由な形で世界へ羽ばたかせることが出来る人物であり、事実、欧米のワールド・ミュージック・チャートの常連である。

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