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NOMEANSNOの情報

(ノーミーンズノー)

ノーミーンズノーは、パンク・ロックから触発されたものは大きいはずだが、どうにも変態サウンドになってしまうカナダのバンドである。というか、基本的にはロブ(vo、b)とジョン(dr)のライト兄弟が固定メンバー。というのも、もともとはレコーディング・ユニットとして始まったからだ。そしてしばらくしてから、ギタリストなどのゲストを迎えてレコーディングやライヴをするようになる。
1stアルバムの『Mama』を出したのは81年。以降、コンスタントに作品を発表していく。アメリカに近くて西海岸のヴァンクーヴァーを拠点にしているため、カリフォルニアのパンク・シーンとのつながりはけっこう深く、元デッド・ケネディーズのジェロ・ビアフラ主宰の<ALTERNATIVE TENTACLES>から、基本的にはずっとリリースしている。ちなみにそのビアフラと合体して作り、91年に出したアルバム『The Sky Is Falling, And I Want My Mummy』もある。
79年に結成したとき、ロブは25歳、ジョンは19歳。つまり、ジョンはともかくロブは、年齢を考えればかなりの量の音楽を聴いたあとにノーミーンズノーを始めたわけで、そのことは種々雑多な音楽性の源と言える。ノーミーンズノーのサウンドの中にはファンクもジャズもプログレも何もかもミックスされているが、いわゆるミクスチャー・ロックとは違う。あえて言えばその変態サウンドは、ヘヴィ・メタル寄りではなく、あくまでもパンク・ロックがベースになっているからだ。ちなみに、ライト兄弟は完全にラモーンズを意識したハンソン・ブラザーズというユニットもやっており、ノーミーンズノーでちょっと複雑なことをやっているようでもホントにパンク・ロックが大好きということがよくわかる。そして、歌心あふれるヴォーカルも実は聴きどころなのだ。 (行川和彦)

制作協力:
OKMusic

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