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須川展也

(スガワノブヤ)

クラシックのジャンルにおけるサクソフォンの地位を確立させた第一人者。タンゴ・ブーム以前からピアソラに着目し、ヨーヨー・マやクレーメルに先駆けて、ピアソラへのオマージュ・アルバムを制作したり、TV-CMに出演することなどにより、サクソフォンという楽器の真価を、日本の音楽ファンに知らしめた。甘いムードのあるサクソフォンの音色はクラシックには合わない、という意見もある中、彼はそれさえも武器に、この楽器の魅力を最大限引き出している。彼の音楽には、他の楽器では表現しきれない、艶っぽさ、人間の匂いさえもが窺える。今や、欧米など海外からの公演依頼も殺到している彼だが、自らを”叩き上げ”と称し「欧米で演奏してステータスを上げるよりも、街角から山奥の山村から、国際舞台まで、聴衆と共有できる演奏の現場そのものを大事にしたい」と言う。そういう彼自身の人間らしさが、演奏に反映されているのかもしれない。
東京芸術大学に学び、第51回日本音楽コンクールで1位なしの2位入賞。国内外の演奏活動の他、東京芸大講師として後進の指導にもあたる。またトルヴェール・クヮルテットのメンバーとしても活躍中。

制作協力:
OKMusic

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