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世界ヴィオラ界の第一人者。「ヴィオラという楽器の可能性を追求し、その音楽性と素晴らしさを広めたい」と、演奏はもとより教育の分野でも精力的な活動を展開し、最近のヴィオラ・ブームの火付け役となっている。人の声に一番近いといわれるヴィオラの音色を最大限まで引き出し、あたたかくまろやかで、心に語りかけてくるような演奏が魅力。
桐朋学園大、エール大学大学院、ジュリアード音楽院に学び、67年ミュンヘン、68年ジュネーヴの両国際コンクールで最高位を受賞した。89年パリ管弦楽団と武満徹のヴィオラ協奏曲を世界初演、90年ベルリン・フィル定期演奏会でソリストを務めるなど、世界各国の著名オーケストラと共演を重ね、数々の名演を行っている。また、芸術選奨文部大臣賞、モービル音楽賞、サントリー音楽賞など、受賞も数多い。

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