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中学や高校卒業後、久しぶりに街角で出くわした同級生の女の子がやたらヤンキーになっていたり、ギャルになっていたり、メチャメチャ美人になっていたりして、妙に甘酸っぱい昂ぶり(色んな意味で……)を覚えたことがなかろうか——。
ニナ・ゴードン——アルバム『アメリカン・サイズ』(95年)で、オルタナ界隈で絶大な人気を博したヴェルーカ・ソルトの一員としてシーンに登場。男性リスナーの間で"付き合いたいオルタナ・ギャル"部門1位を獲得……したという事実はないが、華奢な身体でディストーション・ギターを掻き鳴らしキュートにシャウトするさまは美しかった(ちなみに同じくフロントに立っていたルイーズ・ポスト派も存在)。以後順調に活動を続けてきたものの、97年の『エイト・アームズ・トゥ・ホールド・ユー』を最後に脱退してしまう。しばらく、その姿を拝むことが出来なかったが00年に『トゥナイト・アンド・ザ・レスト・オブ・マイ・ライフ』でソロ・デビュー。ジョニ・ミッチェルを彷彿とさせるアコースティック・ソングスから、アメリカン・ロックを基調としたキャッチーな曲まで彼女の特異なシンガーソングライター性が随所に見られ、好調なチャート・アクションを果たした。
って、冒頭の書き出しが何処に繋がんだよ! という声が聞こえてきそうだが(空耳)、「Now I Can Die」のPVを観たらわかります。いきなりアイドル・チックなブロンド髪になったかと思いきや、ベッドでタトゥー・マッチョ男と戯れるというシチュエーション。インディ少女の面影は皆無、歳もそれなりに重ね大人の女の色香がプンプンです……煩悩。

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