二階堂和美の記事一覧

(7件)

広島県出身。感情豊かなヴォーカル、シンプルかつ胸を打つメロディで独自の世界観をもつ彼女は90年代からギター弾き語りで音楽活動を開始。イルリメ、渋谷毅、SAKEROCK、赤犬、テニスコーツ、mama!milk、speedometer、内橋和久(アルタード・ステイツ)、千野秀一、山口とも、イトケン、ECD、半野田拓、トクマルシューゴなどジャンルを超え様々なアーティストとコラボレートしている。
98年に『にかたま』(廃盤)でデビュー、その後も驚くほど清楚な歌声を聴かせるミニ・アルバム『たねI』(01年)、数年にわたって制作された宅録音源をまとめた傑作アルバム『また おとしましたよ』(03年)を発表。近年は海外での活動も活発化しており、03年に盟友フィル・イルヴラム(マウント・イアリ)と初のアメリカ・ツアーを敢行、その模様は初めて彼女の歌に触れた現地のオーディエンスの熱狂ぶりも収めたDVD/2CDの3枚組ボックス・セット『US Tour 2003』(05年)で見ることができる。また04年秋にはベルギーに渡り現地のアーティストとコラボレートしているほか、06年には初のイギリス/スコットランド・ツアーも行っている。

村尾泰郎の新譜キュレーション

今あえて「シンガー・ソングライター」と呼びたい音楽家とは? 村尾泰郎が邦洋の6作品を紹介

半世紀前ならシンガー・ソングライターは特別な存在だったが、最近ではミュージシャンが自分で曲を書いて演奏するのは当たり前に思われて…