石野田奈津代の記事一覧

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1980年4月28日生まれ、東京都神津島出身の女性シンガーソングライター。小・中学校時代にイジメに遭い、イジメっ子を見返すため歌手になろうと決意。高校入学と同時に島を離れ、東京本土に上京。人生最大のショックを受けたという「浮気=失恋」により、抑えきれない想いをぶつけるために、自ら本格的に作詞・作曲を開始。その後、メジャー・デビューすることを夢見て、制服姿で路上ライヴをスタートさせる。口コミで観客が増え、現役女子高生ストリート・シンガーソングライターとして注目を集める。
99年に“いしのだなつよ”名義で華々しくメジャー・デビューを果たすが、メジャー・デビューが夢だった彼女は夢を無くしてしまう。テレビ番組のテーマ・ソングやラジオ局のパワープレイに選ばれるが、セールスは思うように伸びず、約2年間の活動を経てレコード会社・所属事務所との契約は打ち切られた。その後、バンド“kicca”を結成したが、「何を歌っていいか分からない」と作詞・作曲が出来なくなりバンドは自然消滅。しかし05年、もう一度一人で音楽を始めるために再始動。名前を漢字の石野田奈津代に改名し、その頃、出逢った一人のスタッフと共に、自主レーベル<SONGLiFE>を設立。
通常のライヴ活動の他に、様々な場所で音楽を届ける『シチュエーション・ライヴ』を企画。自身の曲に合った場所にこだわり、サンセット・ビーチ、プラネタリウム、学校の教室、結婚式披露宴などでライヴを開催。これで「反響がない=売れない」場合は、音楽を辞めることを決意。なけなしの全財産をつぎ込み、07年に約8年ぶりとなるソロ・アルバム『わたしのうた』をリリース。
一人でも多くの人に歌を届けるため、8年ぶりとなる路上ライヴを再開。地道な活動を続けた彼女の音楽は、徐々に人の“心”に響き始めていく。テレビや新聞など様々なメディアで「泣かせるシンガー・ソングライター」として取り上げられ、その後発売されたシングル「クローバー」がオリコン・インディーズ・チャート8位を獲得。そしてデビューから10年を経て、09年2月にシングル「春空 -ハルソラ-」でメジャー再デビューを果たす。

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