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MK

(エムケー)

MKことマーク・キンシンは、ニューヨークのガラージ・ハウスにデトロイト・テクノの闘魂を注入した鬼才である。デトロイト出身の彼は、ケヴィン・サンダーソンが主宰する<KMS>レーベルからデビューを果たし、90年まで地元で活躍。初期の代表作「First Bass」「Separate Minds」は、テクノ史に燦然と輝く名コンピレーション・アルバム『Techno 1』(88年)にも収録され、デトロイト・テクノの黎明を全世界へ告げた。
その後、ニューヨークに移住。自らのレーベル<Area 10>を設立する。煽情的な女性ヴォーカルと麗しい旋律をたくましく抱擁する、ダイナミックなキック&ベースが特色の男前サウンドを披露。「Burning」(91年)がビッグ・ヒットを記録して以来、ザ・シェイメン/B-52’s/ボビー・ブラウン/ペット・ショップ・ボーイズなど、数多くのリミックス作品を手掛け、メインストリームでも大成功を収めた。——80年代後期デトロイト・テクノ/ハウスの煮えたぎる実験精神が育んだサウンドは、ニューヨークやロンドンのコマーシャルなクラブ・シーンに強烈な一撃を与えたのである。

制作協力:
OKMusic

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