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美輪明宏

(ミワアキヒロ)

今や長髪、金髪、奇抜なファッションも珍しくない。派手なヴィジュアルのバンドが、一時期流行った女子高校生のルーズ・ソックスぐらいありふれる時代だ。でも、すべてのムーヴメントの根源には必ず、無理解という名の向かい風と多大なリスクをものともしないエネルギーでもって、その先陣を切った人がいる。
美輪明宏はアヴァンギャルド、アンダーグラウンド、ユニ・セックス……さまざまな”流れ”の大元になる風穴を開けた人だ。17歳からその舞台に立っていた銀座のシャンソン喫茶”銀巴里”の経営不振のおり、全身ゴージャスな紫づくしでシャンソンを口ずさみながら銀座の街を練り歩いたというエピソードからも——当時の時代背景を考えても、その発想の奔放さと先端をゆくタフネスがうかがえる。寺山修司、澁澤龍彦といった文壇の大物との交流も深く、「君の唯一の欠点は、俺に惚れないことだ」と、かの三島由紀夫に言わしめたという話も有名。
労働者の共感を得た「ヨイトマケの唄」からシャンソン、日本の童謡まで自作のものも含め幅広いレパートリを持つが、一貫しているのは”歌やお芝居を通じて私が届けたいのは愛。無償の愛です”という気持ち。蓄積されてきたさまざまな経験をバック・ボーンに唄われるその歌の説得力は”何を発するかよりも誰が発するかが大事”ということを、改めて気づかせてもくれる。

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制作協力:
OKMusic

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