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ジェスロ・タルのオリジナル・ギタリストとして有名だが、タルはデビュー・アルバム1枚に参加したのみですぐに脱退し、直後に自身のバンド、ブロドウィン・ピッグを結成する。60年末期のブルース・ブーム華やかなりし時期のギタリストだけあり、ロック・サウンドが万華鏡的に細分化を続けていく時代にあっても、ひたすらブルースを追求し続けた。
ブロドウィン・ピッグは好セールスを記録しながらも、ブームの終焉とともに解散するが、その後はソロ名義で細々ながらしぶとく活動。80年代はさすがに休止状態だったようだが、90年代の声を聞くようになった頃から再び始動。インディーからコンスタントに新譜をリリースするなど、ブルースの伝道師として新たな使命感に燃えているようである。 (小池清彦)

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