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McCoy Tyner

(マッコイ・タイナー)

今や、ジャズ・ピアニスト界においてマッコイ・タイナーの名を知らない人はいないのではないだろうか? 彼のピアノ・プレイが多くの人を魅了するのは、一音一音をかみしめるように鍵盤を弾いている空気が、ダイレクトに伝わってくるからに違いない。それがキャリアを重ねるごとに増長されるのだから、聴く側も真剣勝負を強いられるのである。マッコイ・タイナーは、キース・ジャレットやハービー・ハンコックの先輩にあたり、ジョン・コルトレーン・カルテットに在籍していたことで名を知らしめた。今日では、一般化したマッコイ・タイナーの演奏法はコルトレーンのモード奏法(一定の法則にのっとったスケール)を発展させて生み出されたものであり、ビル・エヴァンスと並び60年代に誕生したもっとも重要なスタイルと言われている。また、マッコイには70年代ジャズの革新的な変化に苦悩する時期もみられたが、東海岸のモダン・ジャズを昇華させたアルバム『サハラ』でその才能を再び実証してみせた。その後、ブラスやストリングスを導入した作品を発表するなど、柔軟な創作姿勢をみせ、健在ぶりをアピールし続けている。

制作協力:
OKMusic

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