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ちわきまゆみ

(チワキマユミ)

99年にレア・トラックを集めた『Popper Most』を出した、ちわきまゆみ。パンク/ニューウェイヴ/グラム/ガレージ……多様な要素が詰め込まれた楽曲群は、今聴いても褪せることなく新鮮に響く。これを聴くと改めて、ちわきまゆみは、自身が常に言葉本来の意味での”ニューウェイヴ”であろうとしていたんだなと実感する。
彼女の最初のデビューは、83年に結成されたバンドMenu(結成時はLe Menu)であった。こちらはちょっとコミカルなテクノ・ポップ・バンドだったので、未だ語りぐさになっている80年代のツバキハウスの”ロンドンナイト”に象徴されるような世界をルーツに持つ彼女の色が顕著に発揮されだしたのは、85年のソロ・デビューからだろう。
当時何と言っても衝撃的だったのはSMチックなボンテージ・ファッションだ。グラムお嬢とか、グラマラス・パンクと呼ばれた彼女の過激な衣装は、そのキャラを印象づけるのに大いに役だった。しかしあれだけ挑発的な衣装を身につけていたにも拘らず、色っぽさはあれどいやらしさがなく、女の子の支持者も多かった。それは、彼女にとって”ちわきまゆみ”をプレゼンテーションしていくための戦闘服のようなものだったからかもしれない。
彼女のアルバムは、過去に岡野ハジメ/下山淳/成田忍/朝本浩文/白井良明/高橋幸宏など多くの才能に溢れた人々とのコラボレイトによって制作されてきたが。現在もそのフレキシブルな感覚で多様なジャンルのミュージシャンとの交流を持ちながら音楽はもちろん、ラジオのパーソナリティなど多方面での活動を続けている。

制作協力:
OKMusic

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