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Maxwell

(マックスウェル)

ディアンジェロやエリック・ベネイと共に、ニュー・クラシック・ソウル御三家という呼び名を自らの手中に収めていたマックスウェル。他のふたりが放つような野性味は余り感じられないものの、彼はブライアン・フェリー的な優雅さと耽美的な佇まいを持つ非常に魅力的なシンガー・ソングライターである。
1stアルバム『マックスウェルズ・アーバン・ハング・スイート』でマックスウェルは、リオン・ウェアやワー・ワー・ワトソンといったマーヴィン・ゲイ人脈のアーティストたちと、シャーデーのスチュアート・マシュウマンというUKソウル系のミュージシャンたちを迎え、官能のグルーヴのなかにも透明感を忍ばせるというアート志向の色濃い独自のブラック・ミュージックを創り上げた。彼のそういった趣向はライヴにおいても顕著で、ケイト・ブッシュやナイン・インチ・ネイルズといったアーティストたちのカヴァー曲なども披露。さらに2ndアルバム『エンブライア』(98年)、そして3rdアルバム『ナウ』でその傾向はより強まり、ミニマルなファンクをベースにして、エモーショナルなギターの鳴りやUK風のキーボード音で絶妙な味つけを施し、音の粒が乱舞するようなサウンドが神経質なまでに創出した。
少しいびつなタレント性を持つ、生粋の芸術家マックスウェル。彼はこれから一体どこに向かおうというのか? 注目である。

制作協力:
OKMusic

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