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Maurice Jarre

(モーリス・ジャール)

『アラビアのロレンス』でのネフド砂漠をラクダが行くシーン、『ドクトル・ジバコ』での広大なシベリアの原風景……どの場面をとってもダイナミックなフィルム・スコアなしには成立しない。映画監督デヴィッド・リーンとのコンビで映画音楽の世界に金字塔を打ち立てたフランス人、モーリス・ジャール。
もともとは打楽器奏者であり指揮者を目指していたというだけあって、彼の書くスコアは大規模なオーケストラをフィーチャーしたものが多い。ブラス、パーカッション、コーラスなどがドラマチックな高揚感を誘うが、かといって強引に力押しするタイプというわけではなく、繊細なアレンジで微妙な心理描写を描くことにも長けている。メロディ・メイカーとしても超一流で『ドクトル・ジバコ』や『ライアンの娘』では、ロマンが横溢する旋律を奏でてみせた。
そして80年代にはシンセサイザーなどの新しいツールにも興味を示し、取り込むことに成功。現在も第一線で活躍する映画音楽の大家である。

制作協力:
OKMusic

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