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Matthew Sweet

(マシュー・スウィート)

90年代のパワー・ポップ・シーンの中でもっとも輝いたアーティストと言えばマシュー・スウィート、この男しかいないだろう。
マシュー・スウィートは、オーケー・オーケーやバズ・オブ・ディライトといったインディ・バンドを経て、86年『Inside』でソロ・デビューを果たす。この作品と89年に発表された2ndアルバム『アース』期は、シンセサイザーを使用したテクノロジー色が強い仕上がりで、近年のサウンドの中枢を担うハードエッジなギターで聴かせるカラーとは、かけ離れている感が強い。
その後、プライベートでのトラブル続き(離婚やレーベルとの契約問題、洪水によって持ち家が浸水)がメンタルな部分に作用し、自らの音楽性を問いただした彼は、91年作『ガールフレンド』にて作風を大幅にシフト・チェンジ。以前からの乙女心をくすぐる甘く切ないメロディはそのまま受け継がれ、テクノロジー色は排除——シンプルでパワフルなバンド・サウンドを呈示したのである。この作品は90年代を代表するアルバムとして、メディアやリスナーからこぞって高い評価を得て、一気にパワー・ポップ・シーンに台頭していくきっかけとなった。
以降、若干の浮き沈みはあるものの、コンスタントに作品を発表。毎作ミュージシャン仲間をゲストに迎え、完成度の高いナンバーを築きあげている。

制作協力:
OKMusic

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