上田正樹の記事一覧

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70年代の関西ブルース・シーンを代表するグループであった、サウス・トゥ・サウスを率いていた上田正樹(通称キー坊)。R&Bやブルースのカヴァーを軸に、浪速風情溢れるオリジナル・ナンバーを絡め、和洋折衷のブルース・ロックを展開した。
バンド解散後、77年『上田正樹』でソロ・デビュー。ファンク/フュージョン色の濃いサウンドを全面に押し出すものの商業的には低迷状態に陥る。しかし83年に歌謡ソウルとでもいうべき「悲しい色やね」が大ヒット、メイン・ストリームに躍り出ることになる。以後、ジャマイカのスライ&ロビーやB.B キングらと共演、そしてサウス・トゥ・サウスとともに15年ぶりにコンサートを行うなど精力的な活動を続ける。00年には、インドネシアの歌姫REZAと国境を越えた共演を果たし「Forever Peace」を発表した。
最近「やっと、自分がシンガーとして楽に表現できることができた」と発言する上田。今後もアール&ビーではなく“リズム&ブルース”のシンガーとして円熟味を増していくだろう。。

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