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Marlon Jordan

(マーロン・ジョーダン)

音楽一家に育ったトランペット奏者、マーロン・ジョーダン。兄のケントはフルート奏者、父のキッドはサックス奏者と、それぞれが音楽界においてそれなりのステータスを築き上げている。その血筋の良さも手伝って、若い頃から天才と評されたジョーダンは19歳の時に早くも<Columbia>とソロ・アーティストとしての契約を結び、アルバム『フォー・ユー・オンリー』を発表している。
ニューオーリンズ出身のジョーダンは同郷のウィントン・マルサリス(tp)やテレンス・ブランチャード(tp)の活躍を見つめながら育ち、彼ら同様、ニューオーリンズにある全米屈指の音楽学校、NOCCAを卒業。若い頃から卓越した才能を見せ、15歳の時に既にニュー・オーリンズ・シンフォニーにソリストとして客演を果たし、10代の頃よりサイドマンとしてジャム・セッションなどで幅広く活躍していた。
<Columbia>からは3枚のソロ・アルバムをリリース。その後はソロ活動の傍らでロイ・ハーグローヴら当時の若手の注目株で結成したグループ、ジャズ・フューチャーズの一員としてもしばらく活動していた。
クラシック畑でも活躍していたということもあって、テクニック的にはまったく非の打ち所のないプレイを聴かせるジョーダンは、ジャズ・プレイヤーとしてもハード・バップ以降のジャズの伝統を見据えた、実に瑞々しい演奏を聴かせる。若い頃の作品はいささか深みに欠ける部分があるものの、近年の活動では独自の味わいを見せつつある。まだまだ30代に入ったばかり、その大いなるポテンシャルの開花が楽しみな若き才能だ。 (近藤 陽)

制作協力:
OKMusic

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