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Ludacris

(リュダクリス)

大御所中の大御所ヒップホップ・レーベル<DEF JAM>が、南部支部として発足した<DEF JAM SOTUH>(社長はスカーフェイスだ!)からの第1弾アーティスト、リュダクリスのメジャー・デビュー・アルバム『バック・フォー・ザ・ファースト・タイム』(00年)は全米初登場4位という上々の発進を見せた。彼はリズムにつかず離れずといった武骨なフロウの持ち主だ。また、マシンガンのように放たれる言葉と、イタ気持ちいい変則リズム・トラックの相性もバッチリで、そこに男臭さがプンプンと漂っている。
そんなリュダクリス作品のヒストリーを辿っていこう。まずは(自主制作盤『インコグネグロ』もあったが)前述の『バック・フォー・ザ・ファースト・タイム』。このアルバムにはネプチューンズらがトラック提供し、話題性も充分のなかでのお披露目となった。その粘着質な声質やエロティックかつファニーなリリックももちろん彼の人気を支える原動となったわけだが。その後も01年に2nd『ワード・オブ・マウフ』を、03年には『チキン&ビア』を、04年に『レッド・ライト・ディストリクト』をリリースし、シーンの異端児からスターへと変貌、多方面からプロップスを獲得している。
さらに自分のクルー=ディスタービング・ザ・ピース(DTP)のフック・アップも忘れず、クルー名義作『ゴールデン・グレイン』もリリースしている。幾らDTPからチンギーが抜けたとはいえ、その穴はこの男ひとりのタレント性で十二分に埋められているだろう。とにかく、今乗りに乗っている逸材ラッパーだ。

制作協力:
OKMusic

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